県教委から出されている「授業がもっとよくなる三観点」というのがあります。
①つける力(ねらい)を明確にしましょう。
②授業の流れにメリハリをつけましょう。
③ねらいの達成を見とどけましょう。
というものです。
①に関しては、意識している方がだいぶ増えたように思いますし、②に関して、教師から一方的な授業ではいけないという気持ちは多くの方が理解しようとしている感じがします。③については、感想を発表させたりでお茶を濁してしまっている感じは否めません。
私が一番問題だと感じるのは、ねらい(というより活動のようなものになりがち)を黒板等に書くのですが、どんな力を身につけたいのか子どもにしっかり伝わっておらず、どこまでやったらねらいが達成できたと考えてよいのかを子どもたちに伝えてこなかったことだと考えています。このことが改善されれば②や③も自然とできるのにと思っています。