第37回 10月1日(木)

  本日の出席者4名 共通課題は、通常のもの。前半45分休憩をはさみ後半45分。前回課題が達成できなかった理由などを確認し進める。人数の関係や欠席していて習ってないところに挑戦している子に対して、A先生が尽ききりで指導したり、割合、%、分数表記、少数表記などの定着していない生徒に尽ききりに近い形で関わったりで、課題達成率は低くなった。子どもたちの得たものは大きかったが・・・。


第38回 10月5日(月)

  本日の出席者4名 共通課題は、通常のもの。いつもの場所が確保できなくて、丸テーブルで実施。各校の文化祭が金・土に実施のための振り替え休日ということも関係したようで、また国語の接続詞のところに取り組んだのだが解答集を忘れてきたこともあり、学習に集中できない時間がかなりあり課題を達成できなかった。それにもめげず他の3人は課題達成。こういう場合どう対応してよいものか?

私の対応のあり方が問われる。


第39回 10月8日(木)

  本日の出席者4名。最初3名で、最小人数での開催かと思われたが、遅れて1名参加。

今回休憩時間に、なぜこの『学び合い』寺子屋に参加したかへの参加を決めたのか、参加してみてどうなのかをを訪ねると、「以前通っていた塾が移転してしまい、新しいとこを探していたところ案内を見て、お金がかからないし、場所も比較的近かったので選んだ」、「最初見学に来て、雰囲気がよさそうだったし、わからないところを先輩が親切に教えてくれるのでうれしい。」、「親に言われて来た。家で3時間かかることがここでは1時間で集中してできるのがいい。」「学校の授業より集中して取り組める。」等とうれしいことことをいくつも聞くことができた。


第40回 10月15日(木)

 前回と同じメンバーで人出席。和気藹々とやっているのだが、この人数では『学び合い』はこころもとない。対策が必要。


第41回 10月19日(月)

 今回の出席者5名。男子3名、女子2名。


第42回 10月22日(木)

 今回出席者4名 共通課題は、「みんなが、新聞に掲載された高校生の意見の中から選んだ項目について自分の考えを述べることができる。」

昨日の地元紙に掲載されたものに『高校生の話し合いで出た主な意見」というのがありました。

 

「未来について感じること」

・国境が消える ・英語が話せないと恥になる ・伝統の消滅 ・学校が減る(1) ・IT化が進んで人同士の関わりが減る(2) ・年金がもらえるか心配 ・戦争しているかも(1) ・森林が減少

 

「未来に向けて学校で学んでおかなければならないこと」

・国際交流の経験 ・政治経済や社会問題 ・情報機器の使い方(1) ・介護や福祉(1) ・コミュにケーション能力 ・日本の文化・伝統(2) ・金銭の知識 ・新聞などを見る習慣 ・大人の嫌なところ

 

「こんなが学校があったらいいな」

・留学しやすい ・海外と交流できる ・地域の人と交流できる ・育児や介護・福祉を学べる ・森林の保護活動 ・自分の学びたい内容が選べる(2) ・規則がない(生徒の自主性を育む) ・職業体験ができる(2)

 

各項目で3つくらい選ばせて、その中で最も自分の感慨に近いものということで一つずつ選んだ結果がかっこの中の数字です。何を選んでもよかったのですが、どうしてそれを選んだのかを大事にしたかったのですが、予想以上にしっかりした理由を挙げて応えることができ感激しました。しばらく個別の課題だけだったのですが、発言の苦手な生徒が多いにも関わらず少し自信を持ってくれたかな。

 

個別課題は今回60分であったが、90分の感覚で取り組んダらしく時間が足りない者が出てしまった。 

 

第43回 10月26日(月)

 本日は久しぶりに、7名の出席者。中3 5名、中1 1名、小6 1名(40分遅れて参加) 

共通課題:「みんなが、○○君の学習の取り組みについて、a頑張っているところ、b改めた方がいいところ、c自分の学習の仕方に取り入れたいところを説明できる。」とし、中1の生徒の学習について、自分の取り組んできたやり方を簡単に説明し、それを受けて本人の取り組んだ数学のプリントを見ながら、本人と遅れて来た小6の1名を除く6名に書いてもらった。(上記の写真参照)頑張っている点や改めた方がいい点など私が気がつかないことなどないも触れて書かれていた。本人は、早速途中の計算や注意点などと答えとをはっきり分かるように意識して取り組む姿が見られた。

 

各自の課題は」、上図の通りで、自己評価、相互評価を加えた。課題として練られていないものがあることに気づかせていきたい。


第44回 10月29日(木)

 本日の各自の課題:みんながゴールをイメージして、難易度、分量を意識して課題を達成できる。また評価(自己評価、他己評価)を丁寧に。各自の課題について検討する時間をとる。また、終了後、自己評価、他己評価の時間をとり、意見交換する。

 共通問題は設定しなかったが、課題のありかた、評価のあり方に意識を向けさせたいと願う。

   

 今まで一度も課題達成できなかった生徒が、課題達成をしました。「繰り返して納得できるまでやる」ということが理解できたようです。


 共通課題はしませんが、皆で課題を検討し合ったり、評価を丁寧に行うことを時々やろうと思います。