左は、塩尻「学び」マネジメント『学び合い』寺子屋のパネルです。


11月17日(火)から12月8日(火)まで、一週間ずつ広丘のギャザ2階、えんぱーく3階、ウイングロード1階に展示。

第53回 12月3日(木)

  参加者は 7名。

共通問題は、昨日のNHKニュースで報じられたs「就業者の49%『将来、機械や人工知能で代替可能』の記事の概略を伝える。子どもたちは真剣に受け止めたようだ。


個別課題は、一人△がいるが、難問にぶつかって時間切れとなってしまったようです。


本日、上教大のF現職派遣院生が訪ねていただいた。感謝です。

来週の前半7日(月)8日(火)と私の都合で休講とします。

第54回 12月10日(木)

 参加者 7名

共通課題は、「みんなが、資料「何のために勉強するのか、学習って何だ?」を読んで自分の考えを100時程度にまとめることができる。また、他の人の考えをしっかりと聞くことができる。

個別課題は通常通り。

 

第55回 12月14日(月)

 参加者 10名

共通課題は、「みんなが7分計、4分計の2つの砂時計を使い、15分、10分計るやり方を説明することができる。」

個別課題は、通常通り。

 

 本日は、2人の先輩の高校1年生も加わって今までの最高の10名で行われた。

 

第56回 12月17日(木)

 参加者 9名

共通課題は、みんなが、「女性再婚『100日超』で容認」の記事の分からない文章など確認し合って、記事の趣旨を読み取ることができる。

個別課題は、通常通り。(60分間)

 

前日の最高裁判所の判決を受け、結婚前に妊娠しても、結婚し200日経過後に生まれた子や、離婚や夫と死別した日から300日以内に生まれた子については、「結婚中に妊娠したとみなされる」規定をめぐっての裁判であり、生徒によってはやはり理解が難しい面もあったと反省している。

後半の、個別課題のねらいの書き方について、評価のあり方についてもっと詰めて行く必要がありそう。

 

今回は、川崎市からI・Kさんが参観に来ていただき、いろいろ意見交換ができた。彼女のバイタリティーに脱帽です。遠路ありがとうございました。

 

第57回 12月21日(月)

 参加者 9名

共通課題:みんながここ(『学び合い』寺子屋)での学習の取り組みで進歩したことや課題を箇条書きにまとめることができる。

書かれたことの一端を示してみます。

[進歩したところ、身についたこと、友達にも勧めたいこと]

 ・問題をやりっぱなしにしないでやり直しをするようになった。

 ・問題をくり返しやるようになった。

 ・繰り返し何度もできるようになった。

 ・前よりもうるさくなくなった。

 ・勉強に集中していられる時間が増えた。

 ・集中力が身についた。

 ・数学でちゃんと式に書いてできる様になった。(数学の計算をやるときに自信がついたてきた。)

 ・暗記の仕方を具体的教わり、分かってきた。

 ・単語を数分でおぼえられる様になった。(暗記の仕方を覚えた)。

 ・分からないことはすぐ聞くようになった。

[課題、直したいこと]

 ・決められた時間内に自分がどれだけできるかまだ分かっていない。

 ・静かにする。(先輩に軽口をたたかない)

 ・(好きな教科だけでなく)いろいろな教科に取り組む。

 ・ノートを簡単にまとめる。(きれいに書くことにとらわれてしまいがち)

 ・集中できる時間は増えたが、解くのに時間がかかってしまう。

 ・わかるまで何度もくり返してするようにしたい。

 ・自分がわからないことを聞くようにしたい。

 

各自の課題は通常通り。(60分間)

第58回 12月25日(金)

  出席者 8名 中学3年男子が新加入

共通課題:「みんなが、反町監督の『直感で切り開いてきたキャリア』記事の気に入ったところを選び(色塗りし)その理由を説明できる。」

 

塩尻市の中学校の2学期終業式は28日です。官庁並みですね。『学び合い』寺子屋も28日(月)が今年最後となります。

第59回 12月28日(月)

参加者 児童・生徒11名 指導者2名 保護者2名の計15名。

 

今回は、特別にえんぱーく5階のイベントホールを貸していただき、飲食をとりながら実施。会費は500円で、買い物は子供たちが6時に集合して行いました。

 

本年を振り返り、新年の願いや決意を発表し合ったりしながら、楽しいひとときを過ごすことができた。

 

平成27年を振り返って

 

3月一杯で定年退職後5年間の勤務にピリオドを打って、4月からフリーになりました。前々から先生方や子どもたちが生き生きとやっていける様なお手伝いができればと考えていたんですが、たまたま地元の塩尻市まちづくりチャレンジ事業というものがあることを知りました。この事業は基本的に3年間で若干の補助金をいただけるということもあり、これに採用される如何を問わずに何か継続的にやっていくことにしたわけです。最終的な願いは塩尻市等の教育を『学び合い』を通して確かなものになってくれればというものですが、そう簡単にはいくわけないですよね。そこでまず、学習に対する自信をなくしてしまったり、自分の力を信じられなくなっている児童生徒に安心して学べる環境さえ整えれば随分違った世界を感じてくれると信じて、中学3年生を対象にして5月にスタートさせました。幸いチャレンジ事業にもパスすることができました。また勉強の仕方などにも力を入れてやってきましたが、思ったより受講生の取り組みが起動に乗ったので、8月からは小学校5年生以上からにと枠を広げました。週2回月・木の夜7時から9時を基本にやって来ましたが、『学び合い』寺子屋は12月までで、59回を数えるに至りました。出席者が10人の大台に乗ることもありました。
 次年度4月からは、自分の勉強をしながら相談に乗ってくれる卒業生や高校生などの力を借りながら実施できたらと考えています。また月に1度くらいは地域の方をお招きしたり、えんぱーくの外に出ての活動も考えてみたいと思っています。教職員を中心とした講座だけでなく、保護者対象の講座も計画できればと思っています。また、地元の小中学校との関わりへの糸口ができたので、こちらも中身のありものにしていければと思います。もちろん全国の仲間との関わりは事情の許し限り続けて行きたいと思っています。
 大勢の人とのつながりがあって今の自分があります。大勢の方とのつながりをいっそう大事にして行きたいと思います。皆さんありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。