第31回子どもに学ぶ教師の会(『学び合い』)中信ブロック会      2013-11-30

昨日は、第31回目の中信ブロック会が開催されました。総勢13名。三崎隆先生、桐生徹先生のお話がメインでしたが、千葉県木更津高専のS先生、山梨県の山梨学院中高のS先生、M先生、T先生の3名、県内からも遠方佐久市のS先生、須坂市のF先生、長野市のM先生など遠方からの出席もうれしかったです。もっとうれしかったのは、地元塩尻市のK中学校のS先生、R中学校のS先生に参加していただけたことです。そして事務局のK先生と私という13名でした。

三崎先生には、この会には初回から数多く参加してきていたのですが、大変失礼なことに、本格的にお話いただいたことがありませんでした。桐生先生も同様でした。そこで今回はお二人にたっぷりと語っていただこうと企画させていただきました。三崎先生のお話の要約は、フィンランドと日本の教育に対する考え方や平等というもののとらえ方の違いを丁寧に話していただき、文化や制度の違いからフィンランドの考えをそのまま取り入れることは不可能であり、『学び合い』の考え方以外には「一人も見捨てない教育」を実現することは難しい。そして、本気で子どもたちとの信頼関係を築きつつ、子どもたち同士の信頼関係を構築していこうとしないかぎり『学び合い』の考え方が育たないというものでした。

桐生先生からは、教職員大学院のでも極めて特徴的な現場での支援の取り組みの紹介と教案作成や板書指導をどう主体的にさせていこうとしているのかという極めて示唆に富むお話をお聞きできました。

 

次回の中信ブロック会は1月24日(金)にえんぱーくで、北信の会は、1月10日(金)に市長野市の信大教育学部を会場に開催されることが決まりました。

食事会(懇親会)は4名でしたが、お二人の宿泊される方を中心にいつものように和やかに時間も忘れそうな感じで進みました。

お忙しい中参加していただいた皆様ありがとうございました。

 

これから神戸に向けて出発します。