試しに、「ソーシャルスキルトレーニング」を検索して見ましたが、膨大な量で、40ページくらいまで見てみましたが、きりがないと感じてそこでやめました。
「ソーシャルスキル」とか「エンカウンター」という言葉を知らない教員は少ないと思いますが、それなりの効果はあるだろうが、ただでさえ授業時間におわれている中で、時間がもったいないなと思ったものです。
教科の授業の中で人間関係づくり、つきあい方を学ぶという発想がどうして希薄だったのだろうと思います。どんな人間にしていくのかという目標を掲げ、子ども達と共にそれに向かって歩んでいくということが、悲しいことに、今にして思えば当たり前のことが、よく分かっていなかったのです。せめて自分が学級担任をしているうちにこのことを知っていれば、悲しい思いをさせなくてすんだ生徒が一杯いたのにと考えてしまいます。小中学校の現場の生の姿を見せていただくにつけて、何かお役に立てることができればと思います。定年退職した者として、せめてもの罪滅ぼしの気持ちです。