三入小学校の『学び合い』は見事。この一言で尽くせそうです。しかも、全学年『学び合い』、1年生と5年生の合同『学び合い』、短学級での『学び合い』とバラエティーに富んでいます。3年目の取り組みということですが、職員全体の『学び合い』の考え方の理解度が高いことは云うまでもありません。
私は、6年生の社会科の授業を中心に参観させていただきましたが、学習問題が、
戦後の日本の改革「軍隊の解散」「女性の参政権を認める」「農地改革」「教育制度の改革」「日本国憲法の制定」を教科書の資料を使って説明し、ノートにまとめ、どんな国をめざしてこれらの改革が行われたのか明治時代にめざした国づくりと比べて説明することができる。
という、とてつもなく高度なのにまずびっくりです。にもかかわらず子どもたちは語句の確認や意見交換したりして見事にやって遂げるのです。文章を書く速さ、丸写しでなく自分のことばで書いているのです。これで社会科が嫌いになるはずないよと思った次第です。地道な実践の積み重ねが伺えます。すばらしい授業ありがとうございました。
西川先生の講演は、神戸のでのものと似た感じでしたが、途中で退席させていただき、広島駅に戻り、佐世保に向けて出発させていただきました。